私の金魚水槽の住民の紹介ですが、本日は水泡眼(スイホウガン)です!
これまた頂天眼(チョウテンガン)に勝るとも劣らない珍妙な金魚。
ホッペが風船の様に膨らんでます。この子は「キャリコスイホウガン」です。
【水泡眼の魅力】
ほっぺたの袋は眼球の角膜が肥大化したものです。宍戸錠みたいにほっぺにシリコンではないですね。
その肥大化した角膜がゆさゆさしてますが、その中身はリンパ液で満たされていて空気が入ってて浮いちゃう心配はないです。
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らんちゅうの様に背びれが無いですが、らんちゅうよりは細身でその身体の両サイドに変な物が付いてる、、、と頂天眼によく似た身体構造です。
チョウテンガンよりやや太ってでっぷりした体つきの個体が流通してる様に感じます。
同じ「身体の両サイドに変な物がついてる」としても、スイホウガンの水泡の方が「容積」としてはチョウテンガンの目よりも大きく育ちます。ましてや目の様にピシッと固定されておらず、泳ぐとゆさゆさとなり水流抵抗はかなり強そうです。
この泳ぎにくそうな体型故か活発な金魚ではないですね。
水槽の底をちんたらちんたら泳いでます。
かと言って病気の金魚に様に水槽の隅っこでじっとしているわけではなく、人影を見たらグン!と泳いで餌くれダンスをしますね。
品種の型としては、やはり左右の水泡が大きく均一な個体が良いとされています。写真の子は身体つきは立派ですが水泡は左右不均一ですね。うちに来た時から不均一でした。しょうがないと思いつつ少しづつですが均一になってきたようにも思います、、、
【水泡眼飼育の注意点】
飼育の注意点として感じるのは、「水底をまったり泳いでいる」のか、「調子が悪くてじっとしている」のか、を良く見極めることで、やはり餌くれダンスを確認するべきと思います。
ベストは単独飼育だとの記述がよく見られ実際そうなんでしょうが、丸物金魚との混泳は十分可能です。
ただ、大きさの大小に関わらず動きの早い金魚熱帯魚との混泳はやめるべきです。衝突のリスクもありますし、まったり泳いでる時に集団で突かれることがありますので。
チョウテンガンの様な出目系金魚の眼球と同様に水泡が傷つくことには最大限気を払う必要ありです。水槽には角のあるアクセサリーや流木は入れないことですよね。そして水換え時のホース等による接触にも注意が必要です。
【水泡眼の袋が破れたら?!】
私は過去水換え時に余所見をしてしまって、プロホースで二回水泡破裂やっちゃいました。
傷がつくとかではなく、袋からリンパ液が完全に流出する様な破れ方でしたが、二回ともに水泡は均一に再生しました。ただ、なんせ私には経験が少ないので「破裂しても必ず再生する」と言えませんが、、、
少なくとも「破裂したら絶対に元には戻らない」ということはないです。
もし破裂してしまったら急いで隔離し化膿を防ぐような手当て(食塩浴、もしくは薬浴(「フレッシュリーフ」という薬か化膿したら「グリーンFゴールド」等がお勧めです)をして安静にすべきだと思います。
私は破裂させてしまった時に跪いて頭を抱えてましたが、そんなことしてる暇ないですね、、、破れたとしても冷静・迅速な行動が必要です。
袋の破れに関してはここにもう少し詳しく書いております。かなり面白くかつ袋の再生に関して希望が持てる研究成果も発表されていますので是非ご覧下さい。
頂天眼同様に「うける」金魚!
素赤っぽい子も可愛いです
我が家では「すいちゃん」と呼んでます!
飼って楽しい見て楽しい見せても楽しい!
水泡眼に見られても楽しい!
是非飼育されることをオススメします!
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