水槽のバックスクリーンと色落ち そして自作もあり


金魚愛好家の皆様おはようございます!

先日、水槽をベアタンクにした場合の色落ち対策でよくある?底に「黒いシートを敷く」方法をご紹介しました。
本日は水槽背面等の「バックスクリーン」に関しても「バックスクリーンの色」や「金魚の色落ちとの関係」を書きたいと思います。
ちゅうても、もう一般的に「暗い(濃い?)色調が色落ちしにくい」というのが通説ですよね。
適当に黒っぽいの貼っけばまず安心!

【そもそもバックスクリーンは必要か?】

「全方面からなんらかの光や視線にさらされると金魚が落ち着かないので貼るべき」という意見が多いです。
「落ち着いてますかー?」と金魚に聞いても返事がないのでわかりませんが、達人は様子でわかるんじゃないでしょうかね。
適当飼育者の私もなんとなくそう思います。
元気な時は別にして調子を崩した金魚って隅っこでしょんぼりしている事が多いです。その時はやはりむき出しで周囲が見える壁面より、バックスクリーンを貼った面を選んでその面の隅っこに行く傾向があります。やはり安心できるんじゃないでしょうか。

「うちは壁際に置いてるからバックスクリーン貼らなくても見えないもんね〜」という場合はどうでしょう?
私もそうですが。
この場合も貼る事をお勧めします。「見た目」で。
人それぞれでしょうが、鑑賞性からするとバックスクリーンを貼ったほうが金魚がめっちゃ綺麗に見えますね。
背景ってすごく大切なんだと思います。

だから、やっぱりバックスクリーンは貼った方がいいと思います。

【バックスクリーンの色は暗い色が良い】

「貼らないと色落ちしやすい」とされ、また「暗っぽい濃い色の物が色落ちしにくい」とされている様です。
明るい色のバックスクリーンも金魚が映えるんですけどね、、、
キョーリン(神畑)の山崎研究所での色揚げ飼料やバックスクリーンの色による色落ちのデーターがパンフレット化されてお店に置いてあったので持ってるんですが、どっかいっちゃいました、、、
探します、、、
結果は真っ黒が一番いいと言うわけではなかったと記憶してます。実験と言える検体数なの?という疑問もあり、要は「白色系の明るい色でなければいい」程度のイメージで記憶してます。まあ、色揚げ飼料の広告ですからね。

無難に黒、茶色、緑、青とかでいいんでないでしょうか!
どうしても明るい色にしたいなら、それでも良いと思います!
色落ち上等!
楽天チャームのラインナップです

水槽にセロハンテープ等で止めるだけの物や、ピタッと貼り付ける物、断熱材を兼ねた物などがありますので、状況に応じて選べば良いと思います。

恥ずかしながら、、、

わたしゃ昔からこんなふざけたやつ使ってます
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もう10年以上かな、、、
コトブキの「3Dバックスクリーン」という製品名だったような。ふざけているせいかもう終売ですね(流通はしている模様)。
普通の60センチ水槽用なので、ハイタイプ(高さ45センチ)に変えてから高さ足りなくなってやんの。
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足りなくなった部分子供の写真なんか貼ったりして。これ逆かな?底のラインにバックスクリーンを合わせて、上の空いた部分に写真を貼ろう。今度やろ。
私の使ってるのはセオリーからすれば色調が白っぽ過ぎる気もします。まあ色落ちがひどいとかはないですが。

【バックスクリーンなんて自作できる】

先ほど子供の写真を貼っていると書きましたが、手持ちの写真を使って自己責任?でバックスクリーンを自作する手もあります。
私の熱帯魚水槽(かつてはここも金魚水槽)はそうなっています。
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緑色系かな、、、
60センチ水槽ならA4サイズ(横約30センチ、縦約21センチ)の写真が4枚必要です(更にカット必要。もち重なってもOK)。小さい写真をたくさん並べてもいいです。
これを「ラミネート加工」(文房具の下敷きの様にする)して水槽に貼り付けます。加工には「ラミネーター」という機械が必要ですが、、、

これくらいの製品なら本来のラミネーターとしての機能も十分高性能だと思います。

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お金に余裕があれば一台持っておくと色々便利です。「記録と記憶を安全・綺麗に残す」ことができます。その他色々役に立ちます。

もっと安いのもありますね。品質はどうかな?評判は良いようですね。

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ラミネートフィルム」というのが必要です。写真をフィルムに挟んでラミネーターに通して高熱で下敷き状態に仕上げます。A4サイズのフィルムにA4の写真が普通ですが、小さい写真をずらっとつなげて並べてラミネーターに通してもいいです。
なにも自分で撮影した写真でなくてもポスターとかでもいいですよね。雑誌の切り抜きでも。
またラミネート加工した後でもハサミでカットできますから、全面自作バックスクリーンでなく「ワンポイント」で貼るのも良いかもしれません。「市販のバックスクリーン+オリジナル写真」です。

写真の利用以外も含めもう少し詳しい自作方法を別のページに書きました!是非リンク先をご覧下さい!

雑多な配色になりがちですから「色落ち」や「落ち着き」に対してどうかはわからず、やはり自己責任です。
いや、、金魚飼育など全て自己責任でしたね、、、

写真は
奥さんや旦那さん、お子さんやお孫さん、彼氏や彼女、ペットの犬猫、好きなアイドル、旅行先の風景、片思いの人、愛人
など何でも良いと思います。
心配ならできるだけ濃色勝ちの写真で。
長年金魚飼育をやられてる方なら、お別れした思い出の金魚の写真を貼るのも良いかもしれません。
ただひょっとして金魚って金魚の写真を見て意識する「かも」しれません。ベタは写真に反応します。
だから金魚の写真はラミネート加工後に切り抜いてワンポイントで水槽背面の上の方に貼ったらどうでしょうか。

勿論写真を利用する以外にもバックスクリーンの自作方法は色々ありますけどね。

自分の水槽って「世界にひとつだけ」のものですから、バックスクリーンも「世界にひとつだけ」ってのを作ってみるのも楽しいもんですよ。