金魚を新規導入する場合のトリートメント

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金魚愛好家の皆様こんばんは!

私は先日通販で金魚を購入しまして現在隔離水槽で飼育中です。というか放置です。
今回私が購入した金魚はとても元気でしたが、家に来たら少し調子の悪い子もいるでしょうし、調子の良し悪しに関わらず新規に金魚を購入された方は「トリートメント」として「食塩浴」等何らかの処置をされている方も多いです。私もできればトリートメントはするようにしています。適当ですが。

【新しく来た金魚に食塩浴】

購入後いきなり本水槽に投入せずに、隔離飼育すること自体もトリートメントと言えるかもしれませんが、もう少し積極的な方法として食塩浴があげられます。新規導入時の代表的なトリートメント方法であるだけでなく、調子を崩した金魚への初期対応としても有効です。

《使う塩の種類》

なんでもいいです。諸説ありますが関係ありません。スーパーやコンビニで買いましょう。

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《お塩の量(濃度)計量(計り方)》

多数決で「0.5パーセント食塩浴」がいいです。私もそうしてます。「水10リットルに対して食塩50グラム」です。

塩の計量には正確に重量が図れるものがあれば楽で、観賞魚を飼育しているなら薬浴時にも便利ですから一台持っていれば理想です。

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上記の様なスケールが無い場合は料理用の計量スプーンで大まかに以下の様な感じです。
小さじ一杯(5cc) : 5g
大さじ一杯(15cc):15g
食塩浴なんぞは量が多少曖昧でも問題ありませんし、重量で測らずスプーン・さじで計量しているベテランも多いです。

フランスの三つ星シェフ ジュエル・ロブキンション「私の愛用スプーンは調味料と金魚の塩を両方計量して30年です。それでミシュランの三つ星も金魚の農林水産大臣賞も維持してきましたボンジュール。」
四川料理の達人 陳金金「あー料理に使う山椒も、金魚に使う塩もずっとこのさじを使っているあるよ。両方四千年の歴史あるね。」
和の達人 道端金三郎「素材がいのち。料理用のスプーンと金魚の食塩浴に使うスプーンに国境はない。」

《水槽への投入》

計量した塩をどかっと水槽にぶちこむのは避けた方が良いです。
別の容器で溶かして30分〜半日、1日くらいかけて分けて入れることが推奨されています。

私は面倒くさいので、スドーサテライトにどかっと入れて運転しながら投入しています。
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空のスドーサテライトに塩を計量して、溶かさずに運転を開始するのがコツです。ゆっくり溶けながら水槽に入っていきます。
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食塩浴に関してはもう少し調べてみましたのでよろしかったご覧下さい。

【弱い薬での薬浴もあり】

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通販などでは稀に白点病の初期症状(少量の白点が見られる)や尾ぐされ症状、スレ傷等を患った金魚が来ることもあります。
一概にお店が悪いとは言えず、白点虫などは多少なりとも飼育水に常在していますから、輸送のストレスで発症してしまったんだと思います。

また、病気ではなくとも何らかの殺菌は施した方がいいという方もおられイソジンを使う方法も紹介されています。
イソジン浴は少し面倒くさいですし初心者にはちょっとおっかないですから、私は薬効の低い薬での薬浴の方が楽かなと思います。私は「フレッシュリーフ」を使います。

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感想(0件)

粉状の薬です。上記は瓶に35g入ったお徳用。60センチ水槽に使う場合にすり切り一杯で計量(2g)できるスプーン付きです。
割高になりますが、60センチ用2gごとに袋に入ったものが3袋入りとかの製品もあります。
白点病尾ぐされ病、スレ傷などに効きますし、生体、水草、エビ、貝、バクテリアへのダメージがなく使いやすい魚病薬なので私は常備しています。

これも別の容器に良く溶かして徐々に投入していきます。溶け残りがでますから、容器に水を足して撹拌することを継続しながら投入して下さい。
私はコップに溶かしたものをどかっと水槽に入れたことが何度もありますが、問題が出たことないですね。でも念には念をで30分から数時間かけて徐々に入れるのが安心でしょう。
スドーサテライを使う場合は別容器で水で溶かしたものをサテライトに入れて運転開始です。別容器には溶け残りがでますから水を足してちゃんと溶かしてからサテライトに入れて下さい(サテライト程度の水流ではちゃんと溶けません)。

薬の計量

10リットルの小型水槽やバケツでこの薬を使う場合は、0.1g単位で計量できる計りを使うか、不正確ですが写真のカフェチェーンの小さいスプーンで計量します。
水10リットルに対し写真のスプーンすり切り3〜4杯です。
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【じっくり観察して問題なければ本水槽に投入】

トリートメントしているから安心ということではなく、金魚の様子がどうかをじっくり観察してやるのが大切です。
濾過の効いていない水槽やバケツでトリートメントしているなら三日で半量水換えをする等も必要です。水換えで不足した塩やフレッシュリーフは金魚の様子を観て補充するか判断して下さい。塩もフレッシュリーフも魚毒性は少ないですからとりあえず一週間くらいは補充しとくのが良いかもしれません。フレッシュリーフは光に対する分解性が高いですし。

後は金魚を観察しつつ一週間から一ヶ月くらい隔離飼育してからメインの飼育水槽に入れてあげます。
強烈に餌くれダンスを踊ってくれる様になれば安心して他の金魚がいる飼育水槽に投入できます。

念のため飼育水槽から隔離水槽へ水を移しながら徐々に飼育水槽の水質に近づけてから投入するのが安全です。

イソジン浴を推奨する方もいらっしゃいますが、隔離して導入を開始すればまあ普通は必要ないと思います。
ご興味あればネットで検索すると色々情報が得られます。
私もイソジン浴やヨウ素の効果は確かにあると思いますし便利なのでまた別の機会に報告したいと思います。

以上、金魚を新規導入した時の適当トリートメントでした!

それではさよーならー。

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