金魚愛好家の皆様こんばんは!
先日買い物のホームセンターに行きましたら「レモン和金」なる金魚が売られていました。
とても綺麗な黄色です。
流通量が多く形もフナ型の為、どうしても鑑賞性が低く見られがちな和金ですが、とんでもない!
立派な個体は錦鯉に勝るとも劣らない雄大さと華麗さを誇ります。またその様な個体は大変高価に販売されています。
レモン和金って昔からいたのかな?初めて聞いたけど。赤色の濃い「もみじ和金」も一緒の水槽にいて、これなら良く聞くけど。
ホームセンターにあるくらいだから結構昔からいたんでしょうかね。まさか、ただ単に色の薄い和金を勝手に「レモン和金」なんて呼んでるだけやないだろうな?
【観賞魚業界の魚の商品名】
《適当なんですかね》
販売店での「鑑賞魚の商品名」ってなんか法律的な枠組みってあるんでしょうかね?そりゃ、子赤のハネモノを「高級錦鯉の幼魚」とかって高値で販売したら詐欺でしょうけど。
「商標登録」とか関係あるんでしょうか。
また産地の表記なんかはどうなんでしょう?弥富産!飯田産!とか。食品等の流通では一部厳重に法制化されています。観賞魚の世界と言うか、「ペット業界」としてはどうなのか?犬猫等なら「血統書」である程度解決しますが。
まあ機会があれば調べてみます。
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《「ピンポン」パール》
例えば「ピンポンパール」も「珍珠鱗(チンチュリン)」(パールスケール)の丸っこいものをみんなが勝手にそう呼んでるだけですもんね。
業界のガイドラインくらいはあるんでしょうか?
パールスケールの丸い個体を固定化していると言えども、お店には「丸くない子」もいます。
でも「これピンポンパールやないやろー。丸くないもん。普通のパールスケールでしょ?その分安くしてよ」と言っても始まらないし終わりもしません。
しょせんアクア業界などそんなものです。
せいぜい店員さんを困らせて「店長に聞いてみます」となったあげく、裏から竹内力の様な店長が出てきて
「なあ、兄ちゃん。これ丸いよなー。ま!る!い!よ!な?!」
と凄まれるだけです。
もちろん私はこんな事はしたことありませんし、そんなヤクザなお店はないでしょう。そもそも私は「兄ちゃん」ではなく「おっさん」です。
《「ミニ」ブッシープレコ》
私の飼っているブッシープレコはお店で「ミニブッシープレコ」として買いました。
「おー。ミニか。小さいタイプ?!あまり大きくならないのはいいな。」と思い買いました。まあ、ブッシーは小型プレコで最大でも15cm強らしいですけどね。
そのブッシーちゃんは購入1年半であれよあれよともう10センチ。
おまけにヒゲまで生えてきおって、、、このませガキが。
2匹いてもう1匹はまだ7cmくらいですが。
「なんか1匹デカなってきよるぞ!1年ちょいや!これ普通のブッシープレコと変わらんやないか?!」
と先日お店のお姉さんに聞きました(丁寧に)。
店「ブッシーの赤ちゃんを「ミニブッシー」って呼んでるんですー。てへ。」
私「へーそうなんだー。てへ。」
いやなんぼ熱帯魚わからん私でも薄々そうじゃないかとは思っていました。念のため聞いてみただけですよ。
アクア業界などそんなものですです。
これが「ミニブタ」を買って、ほんまもんのブタみたいに巨大化したらどうなんのやろ?
【レモン和金はどうか?】
《金魚なんて色の濃淡はある》
金魚なんて赤色の「素赤」でも色が濃い子や薄い子がいますからね。
私の飼ってた和金も1匹色の薄い黄色がかった子がいました。とてもレモン和金のような美しい黄色ではないですが。
同じ血筋や同じ飼育条件でもそんな子もいるでしょうし、飼育条件で赤色の濃淡は変わる様です。
《ちゃんと「レモン和金」はいるようだ》
ネットで調べてみますと、レモン和金はある程度流通していますね。
この流通量なら美しい黄色を特徴として固定化されているようです(どの程度強固に固定化されているか私ではわかりません)。
決して、お店で「あー。この和金色薄いわー。レモン和金って売っとこー」と言うわけではないのがわかりました。
いいじゃありませんか。このレモン和金やもみじ和金、更紗やキャリコなど和金にも色のバリエーションは豊富です。また尾ひれもフナ尾、三尾、四尾、さくら尾とありますしね。
丈夫で飼いやすいし立派で綺麗。
やはり和金は錦鯉にも負けない金魚です。