金魚には砂利かベアタンクか?底面濾過は?色落ちは?

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金魚愛好家の皆様こんばんは!

みなさんは金魚水槽に砂利(底砂)は敷いてらっしゃいますか?
ネットで色々検索するとお分かりの通り、「敷いた方がいい」やら「ベアタンクの方がいい」やら様々ですね。
底面フィルターを使うなら底砂を敷くしかないですが、これさえ「あれ掃除が大変だ」「定期リセットの必要あり」等言われています。
いやもう、これだけ色々な意見があるということは
どっちでもいいということですよね。

結局、底砂を敷く方がいいか敷かない方がいいか?
一般家庭での小型から120センチ程度の水槽で飼育するにはどっちでも変わらんのでしょう。
きょうび変わったら整合性のある「結論」がでてますよ。納得行く結論出てないもん。メリット・デメリット考えて判断すればOKですよね。

【砂利を「敷くしかない」場合:底面フィルター】

《底面フィルターなら敷くしかない》

底面フィルターを使用していれば「どっちがいい?」などと言ってる暇なく砂利・底砂を敷くしかありまへん。砂利敷いてどんどん濾過させましょう。

私は昔、底面フィルターを使用していましたので砂利を多めに敷いていました。砂利は大磯と五色の半々でアイキャッチ画像の様な感じになってました。

底面フィルターいいですよねー。コストは掛からないし、濾過能力(濾過効率)は最強レベル!

お店でも展示水槽は底面フィルターが圧倒的に多いです(当社調べ。適当ー)。
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お店もコストが低く、かつ高い濾過能力を持つ(商品である魚をダメにせず、かつ必要経費が少ない)と認識している証拠です。
高価な濾過装置がついてる展示水槽もありますが、それは「高価な濾過装置を(も)展示する」水槽です。

基本、もうこれ一本で十分飼育できます。。構造上、溶存酸素量も十分で余程の事がない限り別途エアレーションなど不要です。私は底面式が一番好きな濾過装置です。

メーカーにとって底面濾過装置なんてちっとも儲からないようで「GEXハイドロフィルター」が終売になったり、儲けようとアホみたいに高い製品が流通していたりと、この業界の実態がよく現れて残念です。

《底面フィルターのメンテナンス》

底面フィルターでは糞などの有機物は砂利に落ちてその中でどんどん分解され細かくなり、更に生物濾過が進み硝酸塩まで分解されます。
分解途中の物や生物分解によって生じたカス(デトリタス)などが砂利に残って詰まると能力が発揮できませんし、色々悪さをするようですから定期的に掃除しましょう。
要はカスを取ってやるイメージです。
水換え時に水作プロホース等で砂利を掃除しながら水を抜いていけば良いと思います。
新タイプは少し高いですがこの方が使いやすいかも

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感想(0件)

「底面濾過装置は掃除しなくていい」「掃除すると砂利についた微生物が流れて行くので掃除しない方がいい」と言う意見もありますが、掃除しないと悪いもんが溜まるし、ちょっと金魚が砂を掘り返しただけでもボワッとゴミが舞うのでプロホースで掃除しましょう。下の動画をご参考願います。

「砂利掃除したら微生物が流れる」?はあ?そんな程度で微生物が流れたら水道局のおっさんが水道管の微生物に悩まされることないがな。

《底面フィルターって「リセット」は必要か?》

掃除してても濾過で生成されるカスは砂利や底面濾過装置のスリットを通過して濾過装置の下(水槽の底)に沈殿して行きます。プロホース掃除である程度進行を遅くはできますが完全に止めることはできません。
底面フィルターの底こそ水が流れているのですが、その程度の流速でも運べない物が溜まっていくんです。
これは上部フィルターや外部フィルターの底でも同様です。数ヶ月すると上部Fの底にも何やら沈殿物が出てきますよね。
上部や外部の沈殿物は比較的容易に掃除できますが、底面Fの場合は水槽から砂利とフィルターを取り出す必要がありしんどい、、、

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水槽から砂利と底面フィルターを取り出し掃除するのは「リセット」とも言われ、これをするべきかは色々な意見があります。
「おいらは数年間放置したが問題ないのでリセット必要なし!」という記述も多々観られますね。どうなんでしょうね。カスには水質を悪化させる物質もあるが、水質を浄化する物質も含まていると主張する方もおられます。
ただ理論的・一般的には水槽などの閉鎖空間においてデトリタスは生物にとって害悪である場合の方が多く、海水魚飼育などでは積極的に取り除こうという工夫がなされています。

[リセットではなく「大掃除」をした方が良いだけ]

私はプロホース掃除のみで4年放置しましたが、なんか変な匂いが取れなくなってきて、「白点?水換えしたらすぐ白点消える。しばらくしてまた白点?なんかオグサレっぽい?」とかが続いてきたので「リセット」をしてみました。
砂利とフィルターを取り出したら真っ黒で、強烈にくさい変な液体が水槽の底にありました。なんか思うものがありましたね。

底面フィルター下の沈殿物は数年放置で問題ないこともありますが、はやり最低年に一回くらいで回収してやった方が生体にとって絶対安心です。

「底面フィルターのリセットはやらない方がいいです。水槽から金魚を取り出すのは負担だし、リセットすると濾過も崩壊します。」と言う意見もあります。
「底面が〜リセットが〜」などと言われますが、そもそも底面フィルターと砂利を出して飼育水で掃除して、沈殿物を吸い出しても、またその砂利(濾過バクテリアは有効です)を水槽に入れるんですから、これは「入念な掃除」であってリセットではないです。
大掃除ですね。
金魚を取り出し、砂利とフィルターも取り出し飼育水で洗う。
上部フィルターの大掃除はそれ程大変ではないですが、底面フィルターの大掃除は「リセット並みに」大変というだけです。

[定期的な大掃除の弊害はあるか?]

そして「入念な大掃除を年に一回程度する」なんて絶対に「やり過ぎ」ではないです。ごく低い頻度で金魚を水槽から取り出して、掃除している間バケツに放置したくらいで調子を崩すことなどありません。それで問題がでる金魚なら飼育として掃除以前の問題ですよね。

砂利を飼育水で洗っても短期間で生物濾過が回復不可能なほどに砂利に定着したバクテリアは減少しません。

底面フィルターに関しては別の記事で色々書いていますのでよろしかったら見てやって下さい、、、

【底面フィルターじゃないけど砂利は敷いた方がいいか?】

《底面濾過じゃなくても砂利敷くこと多いですよね》

底面フィルターではない他の濾過方式でも砂利だけ敷いてる方は多いと思います。このスタイルが一番多い?最近はそうでもないでしょうか?
砂利を敷いた方が良いとされる理由として

・(底面フィルターでなくとも)砂利を敷いた方が水質浄化に寄与する
・金魚の色飛びが少ない(金魚の色が薄くならない)
・底面がガラスだと金魚がビビる
・ミネラルが出る

などが挙げられます。
「ビビる」と「ミネラル」に関してはちょっとわかりませんが、、、他はどうでしょうか?

個人的には水槽には砂利を敷いた方が金魚が何倍にも美しくみえると思います。

《水質浄化にどの程度寄与するか》

この場合、砂利は「ただ敷いてある」だけで積極的に通水して効率的に生物濾過を行っている訳ではありません。濾過装置のろ材を増量した程の好気性硝化バクテリアの定着面積は稼げないから、水質浄化への寄与など鼻くそですね。

ガラスとあんまり変わらんですよ(当社調べ。適当ー)。ガラスみたいなツルっとした表面にも微生物は十分定着します。そんなツルツルガラスより少し表面積が多くなるだけです。

砂利と砂利の間を絶えず水が通り濾過するなんかできませんから期待出来る濾過能力など知れたものです。脱窒なんか狙ってもあきません。
水槽底面にスポンジや濾過マットを置いただけより効果薄ですね。そんなもんで水質浄化として際立って効果的に働くなら濾過装置いらんですね。

過度に濾過能力を期待するものではないです。

《色飛びはどうか?》

概ね砂利を敷いた方が色飛びは少ないと言われているようです。
ただ、ベアタンクでも色飛びがしないとされる方法は知られていますので砂利とベアの比較は別にしたいと思います。

少なくとも「砂利を敷いた場合」は「白色系の砂利は色飛びしやすい」のが定説なので敷くなら出来るだけ黒っぽい砂利にすれば安心だと思います。
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これは金魚用に良く使われる「五色石」なんですけど、結構白勝ちですね。もっと黒いのが良いんでしょうか?
黒系なら私は「大磯砂」が定番だし安いのでいいと思うんですが、「処理が必要」とか言われて、ほんとどうしたらいいんでしょうか?ずっと「五色+大磯」で問題無かったけどな、、、
しかも五色石は金魚が映えて綺麗なんだよな、、、

こういうパッケージした製品が安心なんでしょうか?

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感想(2件)

使ったことないですが評判は良いようですね。

《より一層掃除が必要》

底面フィルターの様な通水はないですから砂利に落ちた糞等の有機物は「人為的・積極的な生物分解のある環境」にはなく、「糞のまま残り分解・硝化されにくい」ことはベアタンクとそんなに変わりません。
そして砂利を厚く敷いた場合は砂利内部底部に水が流れず「止水域」ができてしまい濾過細菌以外の細菌や硫化水素が発生しやすくなります。
だから水作プロホース等での砂利掃除は底面フィルター設置時以上の頻度で必要です。

「砂利敷いたら底面フィルターであろうがなかろうが底砂掃除は必要!!!むしろ底面じゃない方が必要!

っつうことです。

とにかく砂利敷いたら脳みそ止めて定期的に水換え兼プロホース掃除をしたらいいんでないでしょうか!

逆を言えば底面Fの大掃除までは行かないが、普段の掃除は底面Fと同等(以上)の労力を要すると言うことです。
そうすれば、「砂利を敷くのは病気のもと」なんてことは絶対ないと思います。

【やっぱりどっちでもいいんでしょう!】

《結局好み自分がどんな管理ができるかによる》

最初に戻りますが、やっぱり水槽飼育レベルでは砂利・底砂を敷くか否かはどっちでも良い!!

敷いた場合と敷かない場合はそれぞれに必要な管理をすれば良いだけ!!

あとは好みで!!ご自分の環境で!!

、、、ってことじゃないでしょうか、、、

「砂利掃除はいやだ!」、「底面式でリセットするかしないかとか悩みたくない!」とか「沈殿物が掃除しにくい環境は良くないと思う!」という方はもうベアタンクで行けば良いので、これは別途グダグダ書いています!!

それでは皆様失礼します〜。

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